Mon.04.22.2013

「六百田」になって、描きたいもの

花のおばけです。

先日のdigmeoutポートフォリオレビューを境に、

「600」から、

「六百田」になりました！

「六百田」になって、

改めて、自分の描きたいものが何か、

どんなものをこれからつくっていきたいのか、

ひたすらボンヤリして、考えていました。

今日庭に出て、草花を観察してつくづく感じたのは、

自然の中にあるものがあまりにもキレイだなぁということです。

少し外に出て草花を見るだけで、

おそれいってしまって、

「どんな絵も、作品も、彫刻も、

自然の草花があれば必要ないのでは！？」

とさえ思ってしまいました。

でも、仕事をしているときは、

そういう自然の事はすっかり忘れて、

「お金をたくさんもたらした人が勝者だ」という感覚の毎日でした。

でも多分その感覚は私にとっては馴染みにくい感覚なので、

エネルギーが持続できませんでした。

(自分にとって着心地の合わない服を着ていて動きづらくて

脱いだような感じです)

都会で、あまり自然がないところにいると、

自然(というか目に見えないもの)のすごさを忘れてしまうし、

田舎で自然が豊かなところにいても、

そのありがたみを忘れてしまうような気がします。

とにかく、なんてことない様な野の草花とか、

一生懸命生きてる虫とか、

ひっそり連綿と子孫を残してきた山に住む生き物とかの

パワーを日々もらって生きてるので、

その感謝の思いを作品にして返せたらいいなあ。

あと、「優しい人たち」にも。

そういう気持ちが根底にあって、

それでおばけの絵を描きはじめたのかもと思います。

それと近いけれど、ちょっと違って、

目に見えない何かが、

ちゃんとどの人の事も見守ってる、

という感覚がすごくあったのも

おばけの絵を描く理由です。

まだ輪郭が曖昧で、掴みきれてないのですが、

生きてるものへの敬意と、

生きてることに対して表彰する様な気持ちで絵が描ける様に、

一生懸命頑張ります。