Sat.03.01.2014
今後すること
何のために絵を描いてるのか?
とずっと考えていたけれど、
「もっと楽しくお金を稼ぐため」か、
はたまた
「もっと自分の存在を誰かに認めてほしい」からなのか
それとも
「親や友だちを喜ばせたり元気づけたい」のか
そんな風に思っていたけれど、
そのすべてのどれも正確ではなくて、
私は
「ヒトだけでなく、世界中のすべてのものに
今生きてる恩返しがしたい」
と思う。
そうするために一番いい方法が
絵を描くことやものをつくったり
発信することなんだと思う。
人と会って話すのも、
チームになって効率的にお金を稼ぐときも
誰かにお金を使って喜ばせようとするのも
方法として私には不十分で、
いちばんじぶんのこの感じを表すには
絵がなきゃダメなんだと思う。
村上龍は言った。
「才能は過剰じゃなく、欠落だ」と。
うまいこと説明出来ないこの感じを
世界に恩返ししたいのにうまくできないこの感じを
私の欠落を穴埋めするには
絵画や美術の力が必要なんだ。
世界は「ヒト」だけでできてるわけじゃない。
ましてや、「お金」や「経済活動」や「政治」だけでできてるわけじゃない。
花が惜しみなく匂いを漂わせてくれることとか、
絵や歌や詩でも表現出来ないくらい美しい景色を見せてくれることとか
元気がないときでも
食材があっという間にエネルギーをくれることとか
そういうことがあって、世界が存在してる。
もちろん、ひどい自然災害や、
悲しい出来事もふくめて、世界が存在している。
光と影は一体だ。
そういう世界のすべてに
生きてることの恩返しがしたい。
そういう絵が描きたい。
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