Tue.09.03.2013

9月2日 絵を描くことについて。

山の様なもの




今日は、久しぶりに絵を描きました。

しばらく描かないと、絵がとてもかたくダメになります。

なので、「本当に描きたい絵」を描く前に、

まずかたい絵を何枚か描いて、

そのあと自由に描いて、

だんだんとその準備が出来てから、

課題の絵を描き始めます。

あと、今日気付いたのですが、

「絵で食べて行きたい、すごいと思われたい」

とか思って描くと、私はちっともいい絵が描けません。

「絵が大好きで、絵を描いてて幸せだー!

絵が描けてほんと良かった!」

とか思って描くしかないのですが、

「絵を描いてない状態」から

「絵を描いてる状態」

に移行するのが、私にとってかなり大変なのです。

前にふっと、

「山登りみたいだなぁ」と思いました。

準備体操して、

色々登山グッズを準備して、

自分一人で登る

平地で普通にスーパーに行ったりして生活してる状態から、

山の中に入って行く状態になるわけなので、

一回山に登ったら、

降りるのも大変だし、山の中の音とかは聞こえるけど、

平地の声が聞こえなくなります。

だから何というわけではないのですが、

私にとっての絵を描くという行為は、

すごく準備が必要で、

深い高い、

人の伺いしれない場所に行くみたいな、

そしてそこに何があったかを

描いて残す、みたいな感じで、

その事は、言葉より絵にした方が伝えやすいから、

私は絵を描くんだろうなぁ、と思う今日この頃です。

絵を描かないと、何だか色々あちこち寝違えたみたいになるのは、

なぜなのか分からないけど、

絵を描く楽しいし、やっと生きてる感じがするので、

怠けずに、描き続けろよ自分、と思うわけです。

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